猫かと思ったらホースリール

この上なくミニマムな歳時記

美味しい水無月

最初に出会ったのは撮影で行った太秦でした。商店街に昔風の和菓子屋さんがあり、店頭の木枠のショーケースに並んでいました。見慣れないお菓子、関東には当時あまりなく、お尋ねして、六月のお菓子だと知りました。その名も「水無月」。お菓子屋さんの軒先をツバメがしゅうっと横切っていたのを思い出します。

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それから好きになって手に入ると食べます。今年のは、八雲の図書館に行ったときに近くの和菓子屋さん「かしこ」さんで買ったもの。こちらのは優しいお味で、外郎の上に小豆が並んでいる、というくらいあっさりした味わいです。お店の方がとても丁寧で優しい方でした。